食べログ退職とストレングスファインダー

あなたの天職がわかる16の性格とストレングス・ファインダー

退職の話を少しと、次の会社を決めるときに活用した自己分析の本を紹介します。

転職アドベントカレンダー11日目です。

食べログ退職

1年ちょっと勤めた株式会社カカクコムの「食べログ」を先月の2017年11月で退職しました。

食べログでは主にwebデザインをしていました。といっても、HTMLとCSSを触るのがメインでしたが。

良かったところ

良かったところ、良くなかったところ、を書こうと思いましたが、感じ方人それぞれな部分があったり、同じカカクコムでも運営サービスや部署やチームなどによって異なってくるのでなんともいえないところがあります。

が、自分の置かれていた環境として良かったところは、それほど残業もなく、早退もある程度自由だったので、勉強会などによく行けていました。「行程さん」を改修してリリースしたり、「z-indexを倒す」という同人誌を書けたりできたのも、そういった時間があったからかもしれません(しれっと宣伝)。

あとは、名刺交換の際に、「あ、食べログなんですねー! いつも使ってます!」というような言葉をもらえることが嬉しかったです。そう言われると私は「そうなんですね! 私は食べログ入るまで食べログ使ったことなかったです」と言うところまでがセットです。

退職理由

退職した理由は、良くいえば、やりたいことができたので次のステップにいきたかったからです。面接の際にも、「今までマーケティングやプログラミグなど幅広くやってきたので、コーディング中心で技術を磨きたいと思った」のが志望動機のうちのひとつでした。webのコーディングに関して、大規模サービスで行われる知見なども得ることができました。

転職した理由を悪くいえば、自分の性格や強み(web制作全般に関わることができるところ)とミスマッチしていたためです。とくに感じていたのは、動ける範囲の狭さでした。私は幸か不幸か、いままである程度の裁量があるところばかりいたので、気にしたことがありませんでした。

今まで幾度とやってきたはずの自己分析と企業分析を、改めてじっくり時間をかけてやりました。そのときの自己分析をやるなかで役に立った本が『あなたの天職がわかる16の性格』と『ストレングス・ファインダー2.0』です。

あなたの天職がわかる16の性格

ネットで、転職診断や性格診断的なものをすると、ENFJ型やISTP型といった結果が出てくるサイトがたまにありますが、この書籍関連が元になっているのだと思います。

性格を下記の4つの軸でわけ、16の性格に分類します。

  • 「外向型」か「内向型」か
  • 「五感型」か「直感型」か
  • 「思考型」か「情緒型」か
  • 「決断型」か「柔軟型」か

自分はISTP型(内向・五感・思考・柔軟)の、実務家タイプらしいです。

短所

だれにも相談せず、ひとりで決断をくだすことが多く、非常に重要なこともこっそりと決めてしまう

自分の感情や関心を他人と分かち合うのが苦手であり、そもそも、そんなことは不要だと思っている

興奮を求めるあまり、ときに無鉄砲になる危険があり、すぐ飽きてしまう

前もって準備を整えるのをいやがる

管理上のこまごまとした手続きや作業が苦手

同じことを繰り返し行うことを嫌う

これらを見て、あーー、あーー、ってなりました。思い当たるふしだらけでした。

長所

見栄をはらず、気取りがなく、モノが作用する構造をよく理解する

ひとりで論理的に考えて決断をくだす傾向があり、自分の考えをはっきり述べる

現実的であるうえ、勘が冴えているため、可能な方法を駆使して最大の効果をあげることができる

長所や実力を発揮できる職場

もっとも効果的な方法を自分で選び、活用できる

技術を習得し、それを実際に活用できる

上司の監視の目が厳しくなく

これを見る限り、ある程度裁量が与えられているベンチャー気質の企業や、関わる人数の少ないプロジェクトへの参画、起業などが向いていそうですね。

「自分は頑張ればなんだってできるんだ」ではなく、「弱みもあれば強みもある」と、弱点は弱点でしっかり自分のなかで認めてあげられた気がします。

ストレングス・ファインダー2.0

これも自己分析の本です。前者の本と似たようなものですが、こちらはより「強み」にフォーカスし、仕事に活用していくための本のように感じます。周りでやっている人が多く、自分もやってみることにしました。

質問の回答はweb上で行い(けっこう時間がかかります)、34の資質(強み)のなかから、自分に当てはまるものを5つ抜き出してくれます。

  1. 最上志向
  2. 分析思考
  3. 学習欲
  4. 自我
  5. 慎重さ

吉川の場合、上記の順でした。一言でいうと「意識高い系技術顧問」なのかなと思ってます。真逆は「義理人情のマザー・テレサ」という感じでしょうか。

最上志向

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要しますが、あなたはそこにまったく意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めることも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。

人の成功を助ける職務を探しましょう。コーチングやマネジメント、メンタリングをしているとき、人に教えているとき、強みに着目するあなたは、人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。

問題を解決するという仕事が、あなたの熱意とやる気をそいでしまうかもしれません。

だそうです。腑に落ちる感じがしました。また、トラブル解決的な仕事は向いていないようです。たしかに、バグ修正より、新規でなにかを開発したり、さらによりよく磨きをかけるのが好きです。それはweb開発においてもそうですし、人に対してもそうだということが書いてありました。

分析思考

データを分析したり、規則性を発見したり、アイデアを整理したりすることに注意を払う仕事を選びましょう。

関連するすべてのことを知りたがります

締め切りに間に合わせるよりも仕事をきちんとこなすことを優先する場合があります

これもたしかにそうですね。データを集めたいし、きちんと仕事をしたい。以前にマーケティングをしていて成果を出していたのは、この強みがあったからなのでしょう。

学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。

できる限り、技術や規則が常に変化する分野にキャリアを変更しましょう。これに対応しようと挑戦し続けることであなたはいきいきとします。

社会貢献で喜びを得るというより、働き方によって喜びを得るタイプということがわかりました。これを見たとき、胸のなかにあったもやもやが晴れました。それでいいんだ、という納得感。自分のスキルを生かして社会に貢献していくことばかり考えていました。もちろん、どういった事業で社会貢献を行うかは大事ですが、そのプロセスに学びや成長がなければ、ストレスを感じてしまうようです。

自我

あなたは認められたいのです。聞いてほしいのです。傑出したいのです。知られたいのです。

独立心旺盛なあなたは、仕事を単なる業務ではなく、自分の生き方そのものにしたいと考えています。そして、その仕事を好きなようにやらせてほしいし、自分のやり方でやるための余地を与えてほしいのです。

自分は承認欲求が高いのかもしれない、と思っていたけど、どうやらそうみたいです。100人で1000万人に知られるサービスを作るより、1人で10万人に知られるサービスを作るほうが好きなのもこんなところなのかもしれません。

慎重さ

あなたは用心深く、決して油断しません。

何かがうまくいかない場合に備えて、あらかじめ計画を立てることを好みます

初めて就職活動をしていたときは、自分の強みは「計画性がある」と言っていましたが、それにはタイプが2つあるのではないかなと思いました。「納期を必ず守るように進める」タイプの「計画性がある」と、「なにが起きても対応できるように変数を減らして、臨機応変に目的を達成させられる」タイプの「計画性がある」。私は後者だなと思いました。

また、前述の“前もって準備を整えるのをいやがる”と矛盾している気がしますが、計画を立てること自体は好きなようで、必要を感じていない(特に管理上の)準備を整えるのがいやなのかもしれません。

〈指令性〉〈自己確信〉〈活発性〉の高い人とパートナーを組みましょう。彼らと組めば、たくさんの適切な意思決定ができるでしょう。

すぐに動き出したい衝動的なタイプの人の「ブレーキ役」を果たします。

優柔不断でもあるので、上記のようなことも書かれていました。

アドバイスをしたり相談にのったりする仕事につくことを考えましょう。

講師や教師になりたいと思っているのですが、それもうなずけます。

自己分析に関するまとめ

本を読んでいくと、今まで自己分析と企業分析の足りなさを痛感しました。いや、「頑張ればできる」と言い聞かせていたのかもしれません。ストレングスファインダーの本には「努力すれば、何にでもなりたいものになれる」という格言は間違っているとも説いています。

自己分析と企業分析をしなおし、今度はより「自分に向いている」企業を探して転職活動をし、2社だけ受けました。2社とも内定をいただき、そのうちの1社の株式会社ムーブメントというところに転職しました。以前、フリーランスのときにお世話になったところで、「行程さん」もここで作らせてもらいました。

転職のときに、自分に向いている仕事、言い換えるとストレスの少ない仕事につくという選択肢も考えていただければ、このエントリーを書いた意味があるなと思います。就活生の方は、特に、自分の(性格の)強みをアピールする機会があるかと思うので、そのために上記の本を使ってもいいかもしれません。